3月は米国株式と仮想通貨が続伸した月でした。
米国株式は2月下旬の調整相場を脱出し、最高値の記録に挑戦を続けています。
その結果、S&P500に投資を行なっている積立NISAと投資信託(eMAXIS Slim S&P500やVTI)や、ウェルスナビのような代表的なロボアドバイザーが好調となっています。

今回は、そんな2021年3月末時点の資産とリターンをまとめました。

3月は全ての資産が増えたピヨ♪
もくじ
ポートフォリオ公開!
- つみたてNISA → 112.3万円(+27.2万円、+31.9%)
- 米国ETF+個別株 → 359.1万円(+86.8万円、+32%)
- ロボアドバイザー → 31.76万円(+1.76万円、+5.8%)
- 仮想通貨ポートフォリオ → 112.7万円(+83.8万円、+ 290%)
※1ドル=110円で計算(2021年3月末の為替)
つみたてNISA
まずは投資の基本であるつみたてNISAのトータルリターンから見てみましょう。
私がつみたてNISAを始めたのは2019年2月なので、運用開始から2年程度の成績となります。
つみたてNISAリターン
+31.9%



3月はS&P500の上昇に加え、円安の影響もあり、大きく上昇しました。その結果、先月に続き今月も過去最大の含み益となっています。
つみたてNISAでは毎月一定額を積立するため、コロナショックで株価が暴落している時に安い価格でたくさん買えたことが評価額の上昇に繋がっています。
ちなみに、私が運用している商品は「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」です。
ファンド名 | eMAXIS Slim米国株式 (S&P500) |
---|---|
運用会社 | 三菱UFJ国際投信株式会社 |
ベンチマーク | S&P500(米国の上位500社に分散投資) |
信託報酬 | 0.0968%以内 |
購入手数料 | 無料 |
米国の上位500社に分散投資するインデックスファンドで、手数料が国内最安水準・ファンド規模も大きく安心感があることから選びました。

投資初心者は、非課税制度の”つみたてNISA”から始めると良いワン
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米国ETF+個別株
次はポートフォリオの大部分を占める米国株ETFと個別株のリターンを見てみます。

評価額 | 損益 | |
VTI | 22,525ドル | +5,595ドル |
セクターETF&個別株 | 10,134ドル | +2,307ドル |
合計 | 32,659ドル | +7,902ドル |
今月は3月上旬の小さな下落を利用してVTIの買い増し額を増やしている他、軟調であったQQQとアメリカンウォーターワークス(AWK)を購入しています。3月中旬以降は米国株式全体が最高値に向かったため、現在は過去最大の含み益となっています。

米国セクター&個別株(米国市場平均を除く部分)のトータルリターンは、先月初めてS&P500に負けましたが、今月はその差がさらに開きました。
主な原因は長期金利の上昇により、割高となっていたハイテク銘柄の多くが伸び悩んだからです。

銘柄別に見てみると、マスターカード(MA)、MSCI、マイクロソフト(MSFT)、ビザ(V)のような成長性が期待されている銘柄が伸び悩みました。
しかし、これまで軟調であったシスコシステムズ(CSCO)やコカコーラ(KO)、マクドナルド(MCD)のような日常生活に密接する銘柄はS&P500よりも上昇しています。
今後も長期金利の上昇が続く場合、割高なハイテク銘柄よりも昔ながらの銘柄が伸びる可能性があります。私は長期的に伸びる銘柄を割安なタイミングで買う方針であるため、今後はハイテク銘柄を買い増すチャンスが訪れることを期待しています。
ロボアドバイザー3社パフォーマンス比較
2021年1月から、ロボアドバイザーを始めました!
ロボアドバイザーとは、AIが相場を判断し、自動で運用してくれるサービスです。
私が保有している銘柄は全て株式ですが、株式が割高な時の防御手段として、ディフェンシブな資産(金や債券など)もいずれ取り入れたいと思っています。そのため資産運用の一部をロボアドに充てることにしました。
どのロボアドバイザーを選ぶか迷ったので、主要3社(ウェルスナビ・THEO+docomo・FOLIO ROBO PRO)へ同時に10万円を投入し、パフォーマンスを比較することにしました。
特に、リターンとリスクのバランスが良いウェルスナビと、大胆なリバランスを行い常にベストなパフォーマンスを目指すROBO PROに期待しています。
3月は、運用を開始して2ヶ月目が経過した時点になります。
まだ運用が始まったばかりですが、どのロボアドバイザーが高いリターンを記録したか、見てみましょう。

- ウェルスナビ → 106,771円(+6.7%)
- THEO+docomo → 106,334円(+6.3%)
- ROBO PRO → 104,455円(4.4%)
結果は、ウェルスナビとTHEOのパフォーマンスが高く、ROBO PROは低い結果となりました。先月と同じような状況ですね。
それぞれのポートフォリオは以下の通りです。
- ウェルスナビ(リスク許容度4)
米国株式36%、日欧株式28%、新興国株式10%、米国債券13%、金8%、不動産5% - THEO+docomo
グロース株73%、債券20%、インフレヘッジ7% - ROBO PRO (3月、毎月変更)
新興国株34%、米国株式23%、米国債券12%、ハイイールド債11%、先進国株9%、金7%、現金3%
3月のロボプロ(ROBO PRO)は、新興国株式と米国株式に多く投資をする、リスク高めのポートフォリオを組んでいました。
米国株式は好調でしたが、米国長期金利の上昇により新興国株が伸びない展開になりました。ただし、ロボプロが投資比率を抑えていた米国債券やゴールドも下落したことを考えると、良いバランスの取り方であったと思われます。
4月は再び新興国株式・米国株式が伸びる予想となっております。また、下落を続けていたゴールドの比率をとうとう上げたため、これらの資産価格の推移に注視したいと思います。
なお、2020年1月末から1年間運用した際のロボアド各社のパフォーマンスは以下の図のようになっています。
1年間の実績で比較すると、ロボプロ>ウェルスナビ>THEOという順番になっていますが、今後もそうなるか注目ですね。

数ヶ月間は様子を見ていくワン
仮想通貨
私は仮想通貨が将来普及すると考えているため、2019年3月からビットコイン(BTC)とリップル(XRP)に積立投資を行ってきました。
2021年3月は積立投資を始めてからちょうど2年となりますが、パフォーマンスがどうなってるか見てましょう。
- 仮想通貨ポートフォリオ評価額:112.7万円(+83.8万円、+290%)
- 投資元本:28.9万円
確定済み利益(現金):30.2万円

2020年11月以降、ビットコイン(BTC)とリップル(XRP)が大きく値上がりしたため、爆発的なリターンを記録しています。
3月はビットコイン(BTC)がジリジリと高値を更新して1BTC=600万円を超えたため、引き続きリターンを押し上げてくれています。
次の売却ポイントは1 BTC=700万円に設定しているため、ここまで到達するか注目です。
また、2021年1月からは仮想通貨投資第2シーズンとして、対象銘柄に新たにイーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、クアンタムを加えて毎月500円以上の積立投資を開始しました。
今後5年間以上を見据えた投資になるため、短期的な値動きは気にせず腰を据えて投資を行っていきたいと思います。

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まとめ
先月の総リターンは+150万円でしたが、今月は+200万円と50万円近く増えました。
これは、各資産のリターンが増えたこともありますが、為替が2月末の106円台から3月末の110円台に変化したことも関係しています。
外国株式に投資をする時には、為替も影響するということを改めて実感した月でした。
また、ビットコイン(BTC)については多くの投資家が1000万までいくと予想しています。
既に大きな上昇をしていますが、今年はさらに上昇していく可能性がありますね。
そして、ロボアドバイザーは始めて2ヶ月。
ここまではウェルスナビが一番高いパフォーマンスを維持していますが、金の比率を引き上げたロボプロの追い上げがあるかに注目です。
1ヶ月後、資産はどう変化しているのか楽しみにしています。

ゆとりの投資法は誰にでも真似することができるから、気になる人はぜひ取り入れると良いワン!

着々とお金が増えているピヨ♪