4月はリップル(XRP)の急騰と米国株式の続伸が特徴的な1ヶ月となりました。
特に衝撃的だったのはリップルで、わずか10日間で価格が3倍以上に高騰しました。

また、株式を始めとした伝統的な資産も軒並み上昇した月でした。
今回は、そんな2021年4月末時点の資産とリターンをまとめました。

4月も好調な1ヶ月だったピヨ♪
もくじ
ポートフォリオ公開!
- つみたてNISA → 121.1万円(+32.6万円、+37%)
- 米国ETF+個別株 → 378.6万円(+98.7万円、+35%)
- ロボアドバイザー → 32.3万円(+2.3万円、+7.7%)
- 仮想通貨ポートフォリオ → 126.7万円(+97.8万円、+338%)
※1ドル=109円で計算(2021年4月末の為替)
つみたてNISA
まずは投資の基本であるつみたてNISAのトータルリターンから見てみましょう。
私がつみたてNISAを始めたのは2019年2月なので、運用開始から2年2ヶ月目の成績となります。
つみたてNISAリターン
+36.8%



4月はS&P500が一段と上昇したことで、評価額も大きく続伸しました。その結果、先々月・先月に続き今月も過去最大の含み益となっています。
つみたてNISAでは毎月一定額を積立するため、コロナショックで株価が暴落している時に安い価格でたくさん買えたことが評価額の大きな上昇に繋がっています。
ちなみに、私が運用している商品は「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」です。
ファンド名 | eMAXIS Slim米国株式 (S&P500) |
---|---|
運用会社 | 三菱UFJ国際投信株式会社 |
ベンチマーク | S&P500(米国の上位500社に分散投資) |
信託報酬 | 0.0968%以内 |
購入手数料 | 無料 |
米国の上位500社に分散投資するインデックスファンドで、手数料が国内最安水準・ファンド規模も大きく安心感があることから選びました。

投資初心者は、非課税制度の”つみたてNISA”から始めると良いワン
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米国ETF+個別株
次はポートフォリオの大部分を占める米国株ETFと個別株のリターンを見てみます。

評価額 | 損益 | |
VTI | 23,844ドル | +6,538ドル |
セクターETF&個別株 | 10,889ドル | +2,517ドル |
合計 | 34,734ドル | +9,055ドル |
今月は定期的なVTI購入の他、次世代遺伝子解析機器メーカーのイルミナ(ILMN)を購入しています。4月は米国株式全体が最高値を更新し続けたため、現在は過去最大の含み益となっています。

米国セクター&個別株(米国市場平均を除く部分)のトータルリターンは、今年に入って初めてS&P500に負けましたが、今月もその差が少し開きました。
主な原因は、業績回復のフェーズに入った市場平均があまりにも強いためかと思います。

銘柄別に見てみると、先月パフォーマンスが高かったシスコシステムズ(CSCO)やテキサス・インスツルメンツ(TXN)が伸び悩みました。
しかし、決算が非常に良かったMSCIやSPGIのような金融系の銘柄はS&P500よりも上昇しています。
全体パフォーマンスで見るとS&P500との差はわずかであるため、今後の巻き返しに期待しています。
ロボアドバイザー3社パフォーマンス比較
2021年1月からはロボアドバイザーを始めています。
ロボアドバイザーとは、AIが相場を判断し、自動で運用してくれるサービスです。
私が保有している銘柄は全て株式ですが、株式が割高な時の防御手段として、ディフェンシブな資産(金や債券など)もいずれ取り入れたいと思っています。そのため資産運用の一部をロボアドに充てることにしました。
どのロボアドバイザーを選ぶか迷ったので、主要3社(ウェルスナビ・THEO+docomo・FOLIO ROBO PRO)へ同時に10万円を投入し、パフォーマンスを比較することにしました。
特に、リターンとリスクのバランスが良いウェルスナビと、大胆なリバランスを行い常にベストなパフォーマンスを目指すROBO PROに期待しています。
4月は、運用を開始して3ヶ月目が経過した時点になります。
そろそろ各社ロボアドバイザーの違いが見え始める時期ですが、どのロボアドバイザーが高いリターンを記録したか、見てみましょう。

- ウェルスナビ → 109,494円(+9.4%)
- THEO+docomo → 108,278円(+8.3%)
- ROBO PRO → 105,388円(5.4%)
結果は、ウェルスナビが一歩リード、THEOが続き、ROBO PROは最も低い結果となりました。先月と同じ順序ですね。
それぞれのポートフォリオは以下の通りです。
- ウェルスナビ(リスク許容度4)
米国株式36%、日欧株式28%、新興国株式10%、米国債券13%、金8%、不動産5% - THEO+docomo
グロース株73%、債券20%、インフレヘッジ7% - ROBO PRO (3月、毎月変更)
米国株27%、先進国株3%、新興国株39%、金24%、米国債券4%、新興国債券0%、ハイイールド債3%、不動産0%
4月のロボプロ(ROBO PRO)は、新興国株式・米国株式・金に多く投資をするポートフォリオを組んでいました。
新興国株式は平凡なパフォーマンスでしたが、米国株式と金の上昇は逃しませんでした。

特に、下落が続いていた金の比率を久しぶりに増やしたと思ったら、見事に反発を的中させました。

4月は米国・先進国・新興国の株式と金をバランス良く採用しています。株式が強い状況が続いていますが、まだ崩れないということなのか、注目です。
なお、2020年1月末から1年間運用した際のロボアド各社のパフォーマンスは以下の図のようになっています。
ロボプロはコロナショックによる下落相場を上手に回避したことで他社を上回る実績を残しているため、今後急落があった際にパフォーマンスが逆転するかが大きなポイントになると思います。

もう少し様子を見ていくワン
仮想通貨
私は仮想通貨が将来普及すると考えているため、2019年3月からビットコイン(BTC)とリップル(XRP)に積立投資を行ってきました。
2021年4月は積立投資を始めてから2年超となりますが、パフォーマンスがどうなってるか見てましょう。
- 仮想通貨ポートフォリオ評価額:126.7万円(+97.8万円、+338%)
- 投資元本:28.9万円
確定済み利益(現金):34.1万円

2020年11月以降、ビットコイン(BTC)とリップル(XRP)が大きく値上がりしたため、爆発的なリターンを記録しています。
3月はビットコイン(BTC)がジリジリと高値を更新して1BTC=600万円を超えましたが、4月はリップル(XRP)が3倍以上に急騰したことで評価額がさらに上がりました。
そのため、リップルは116円で6万円分を売り、確定利益27.4万円、残りXRP評価額は18万となりました。(投資元本は14万)
次の売却ポイントは1 XRP=200円に設定していますが、値動きを見るとこの水準も到達可能な水準に感じますね。

また、4月は価格変動がなかったビットコインの推移にも注目です。こちらの売却ポイントは1 BTC=700万円に設定しているため、ここまで到達するか注目です。
また、2021年1月からは仮想通貨投資第2シーズンとして、対象銘柄に新たにイーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、クアンタムを加えて毎月500円以上の積立投資を開始しました。
今後5年間以上を見据えた投資になるため、短期的な値動きは気にせず腰を据えて投資を行っていきたいと思います。

仮想通貨初心者の方は、下の記事を読んでほしいワン
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まとめ
先月の総リターンは+200万円でしたが、今月は+231万円と約31万円増えました。
2ヶ月前は+150万であったことから、2ヶ月で81万も増えています。株式と仮想通貨の恩恵が大きいですね。
この状況がいつまでも続くことは考えづらいですが、ビットコインは1BTC=1000万円、株式もまだ少しこの状況が続くのではないかという予想が大半を占めています。
そして、ロボアドバイザーは始めて3ヶ月。
株式が強い時はウェルスナビが良い可能性が見えてきましたが、ロボプロも本来安全資産であるはずの金を活用したりしながら着実に利益を伸ばしています。
上昇相場が続いているだけにそろそろ下落が来ても不思議ではない気がしますが、その時にロボプロがどのような資産配分を取っているか、楽しみです。

ゆとりの投資法は誰にでも真似することができるから、気になる人はぜひ取り入れると良いワン!

着々とお金が増えているピヨ♪