アセット分散投資ならウェルスナビがおすすめ!過去パフォーマンスやデメリットを解説

株式投資は将来の資産を形成する上で重要な方法ですが、リスクも大きくて不安になることもあるかと思います。

そういった方には、株式一本の投資ではなく、リスクを低減しながら資産形成する方法がおすすめです。

その代表的な方法に、アセット分散投資があります。

この記事では、アセット分散投資のメリットや注意点を紹介し、アセット分散投資を行うならウェルスナビを活用するのがおすすめな理由を説明します。

アセットとは?

投資というと株式が真っ先に連想されると思いますが、株式以外にもアセット(金融商品)があります。

まずは各アセットについて見てみましょう。

アセットの種類
  1. 株式
    企業に資金を提供して、企業が利益を得た時にその一部を得られる仕組み。価格は企業の実績と将来の期待に連動し、様々なアセットの中でも比較的値動きが大きい。
  2. 債券
    国や企業に一定期間お金を貸す。株式よりリスクは低く、緩やかに伸び続けている。株価と反対の動きをすることが多い。利回りは預貯金よりは良いが、債券だけで資産を伸ばしていくのは物足りない。

  3. 世界に一定量しか存在しないため、価値が変動しづらい。特徴は、インフレに強い。現金はインフレに伴い価値が減少していくが、金の価値は変わらない。そのため、数十年前に買った金を現在売ろうとすると価値が数倍になることも。
  4. 不動産
    こちらもインフレに強い。安定した家賃収入を得ることができる。ただし、空室リスクなども存在する。

さて、ここで知っておきたいのは、アセットを分散したポートフォリオの方が、株式一本のポートフォリオよりもリスクを軽減しながら、資産を伸ばせる点です。

まずは比較するポートフォリオについて簡単にみていきます。

アセット分散ポートフォリオは、株式・債券・金・不動産に分散投資しています。比率はアセット分散投資を実践しているウェルスナビのポートフォリオを採用しています。

ウェルスナビのリスク許容度3 ポートフォリオ

一方、全世界株式ポートフォリオは米国・先進国・新興国に投資されています。

アセット分散ポートフォリオのリターンとリスクは?

ポートフォリオの中身が分かったので、リターンを早速比較してみます。

次の画像はアセットを分散させたポートフォリオと、全世界株式のポートフォリオの、2008年から2020年10月までの価格推移を表しています。

注目したいのが、アセットを分散しているポートフォリオの方が、下落期間において下落率が低く抑えられている点です。

数値で見るとその差は歴然です。

2008年のリーマンショックの時で比べると、株式では-40%の下落率を記録した一方、アセット分散ポートフォリオは-24%で済んでいます。

仮に1000万円投資していたら、株式のみでは600万円、アセット分散ポートフォリオでは760万円になっていたことになります。

ゆとり
ゆとり

株式のみだと大暴落の時に恐怖ピヨ…

アセット分散して少しでも下落を抑えたいピヨ

この安定性は、コロナショックの時も健在でした。

最も下落が激しかった2020年3月を比べると、アセット分散ポートフォリオの方が5%も下落が抑えられています。

そして、アセット分散ポートフォリオの魅力はリスクだけでなく、リターンにもあります。

2008年から2020年までは歴代最長クラスの景気拡大期だったので株式がとにかく強い期間でしたが、この期間で比較しても、10年間でアセット分散ポートフォリオは常に株式ポートフォリオよりもリターンが高い状態でした。

これは、株式以外のアセットも価値が向上していることを意味しています。

一つのアセットが弱い時期は他のアセットで補われるため、リターンもしっかりと得られるのが魅力ですね。

ゆとり
ゆとり

なるほど!

複数のアセットを組み合わせたら、リスクも軽減できるし、リターンも見込めるピヨね!

アセット分散ポートフォリオはどう作る?

アセット分散ポートフォリオは下落に強く、成長性も十分あることが分かりました。

では、そのポートフォリオはどう実現すれば良いでしょうか。

結論から言うと、「複数アセットを組み合わせる」といっても、自分で行うのはそう簡単ではありません。

その主な原因は次の2つです。

  • 各資産クラスごとに適切な投資商品を選ぶ必要がある
  • 適切にリバランスを行いながら運用する必要がある

それぞれ詳しくみていきましょう。

適切な投資商品を選ぶ必要がある

1つ目は、各アセットの投資商品の中から適切な商品を選ぶ難しさです。

具体的には、ファンドの投資対象や手数料は適切か、総資産額は大丈夫か、為替ヘッジはどうするか、比較して良い商品を選ばなければなりません。

例えば株式では

① 全世界株式、② 先進国株式、③ 新興国株式、④ 米国株式 などの株式クラスが王道です。

仮に① 全世界株式を選んだ場合、次はどういう商品を選ぶか考える必要があります。

実はこれがかなり難しいです。人それぞれ目的や環境が違えば、投資するべき商品も異なるからです。

実際に、全世界株式では次のような商品があります。

  • 国内投資信託の「eMAXIS Slim 全世界株式」
  • 国内ETFの「MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2559」
  • 米国ETFの「VT」に投資

普段から米国ETFに投資している私なら信託報酬料が最安のVTを選びますが、円をドルに振り替えたりする手間がかかりますので、万人向けとは言えません。

株式の場合、情報が多くありますので比較的選びやすいですが、国債や金への投資は情報が少なく、より選択に悩むかもしれません。

適切にリバランスを行いながら運用する必要がある

2つ目は運用の難しさです。

株価が日々変動するように、それぞれのアセットの価値も日々変動します。

例えば、理想な資産配分が国内債券25%、海外債券25%、海外株式25%、国内株式25%で、運用し続けたとしましょう。すると1年も経てば価格変動の影響によりかなり配分が変わっています。(下図)

これを続けるとどうなるのでしょうか。

国債や金を取り入れてリスクを抑えた運用をしていたつもりが、気が付けば株式の比率が高くなっていたりして、期待していた安定性が失われてしまいます。

それを回避するためには、リバランスが必要です。

割合が多くなりすぎた商品を売り、その分のお金で割合が少なくなった商品を買うことで理想のポートフォリオを維持できます。

リバランスを自分で行う場合は、エクセルで資産管理をして、半年〜1年に1度は自分でリバランスをする必要があります。

投資好きな方は良いですが、初心者や忙しい方には大変な作業です。

これが、アセット分散投資を実践しづらい2つ目の理由です。

ゆとり
ゆとり

リバランスの計算が難しいピヨ…

けん兄
けん兄

しかもリバランスを賢く行わないと、無駄な手数料もかかるワン

ゆとり
ゆとり

そしたらリターンも低下しちゃうピヨ。やっぱり難しいピヨ…

けん兄
けん兄

ここからどうすれば初心者でもアセット分散投資をできるか解説するワン

アセット分散投資をするならロボアドバイザー(ウェルスナビ)がおすすめ

アセット分散投資はリターン・リスクの面で魅力的ですが、全てを自分で実践することは難しいことを見てきました。

では、どうすれば良いか。

私のおすすめは、アセット分散投資を自動で行ってくれるロボアドバイザーを利用することです。

ロボアドバイザーとは?

ロボアドバイザーとは、人工知能(AI)を利用して行う資産運用です。

事前に、利用者から資産運用をする目的やリスク許容度などを聞くことで、ニーズに合った運用方法を自動で行なってくれます。

中には最低500円から始められるロボアドバイザーもあります。

運用の手間がかからず、投資の知識がなくても全く問題ないので、初心者はもちろん、楽して運用したい方におすすめの資産運用です。

ロボアドバイザーの中でも、ウェルスナビは各アセットの優良商品を厳選し運用してくれます。

ウェルスナビは優良商品に投資して運用


ウェルスナビが投資しているファンドはどれも各アセットクラスの中で優秀な商品が選ばれています。

具体的に見ると次のような商品に投資してくれます。

  • VTI:米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする米国ETF。信託報酬手数料は0.030 %で非常に低コスト。
  • VEA:米国株を除きカナダ株を含む先進国株式市場の大型株・中型株・小型株をカバーするETF。信託報酬手数料は0.050 %
  • VWO:世界の新興諸国の大型株・中型株・小型株をカバーするETF。信託報酬手数料は0.100%
  • BND:米国の投資適格債券市場全体に連動する米国ETF。信託報酬手数料は0.035 %で非常に低コスト。
  • GLD:金の価格に連動する米国ETF。信託報酬手数料は0.40%
  • IYR:米国不動産に連動するETF。信託報酬手数料は0.42%

さらに、これらファンドの配分も絶妙です。

実際に、先ほど示したグラフのアセット分散ポートフォリオは、ウェルスナビのポートフォリオで運用した際のものです。

良質な商品を選び、それを適切な配分で運用しているからこそ、全世界株式のみのポートフォリオよりも常に高いリターンを出せています。


ウェルスナビを使う際の注意点は?

ゆとり
ゆとり

ウェルスナビの運用の凄さはよく分かったけど、デメリットはあるピヨ?

けん兄
けん兄

残念ながら注意点はあるワン

でも、自分の手間をかけないで資産を運用してくれることを考えれば、仕方のないことだワン

① 自分で運用するよりも手数料が高い

投資先の選定・ポートフォリオ(資産配分)の作成・リバランスなど、通常は自分で行うことをすべて行なってくれるため、手数料はおよそ1%かかります。

しかし、自分の手間や時間を一切かけずに運用してくれることを考えると、私は納得の料金と思います。

特にウェルスナビの場合、自分では行えないことを行ってくれているため、その価値に見合っています。

手数料1%を払っても、その分、高いリターンと低いリスクが実現できるため、大きな問題にはならないと考えています。

けん兄
けん兄

大変なことはプロに任せるのも手だワン

② 初期投資に10万が必要

初期投資に10万円が必要です。投資初心者からすると大きな額だとは思いますが、ある程度のリターンを狙うならば最低限必要なお金です。

③ 元本保証ではない商品が含まれる 

投資をするということは、元本保証ではないということです。

初めて投資をする方は、元本保証ではない商品(株式など)に不安を覚えるでしょう。

しかし、過去200年の歴史を振り返ると、考え方が変わるかもしれません。

次のグラフをご覧ください。こちらは株式(Stock)・長期債権(Bonds)・短期債権(Bills)・金(Gold)・現金(US Dollar)の、200年間の価値推移を表しています。

Source: ジェレミー・シーゲル氏著「株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす

この図から分かる重要なことは、長期で見れば現金だけ価値を落としている点です。株式と債権は価値を上げ続け、金は価値が一定になる性質があります。

値動きが最も激しいとされる株式でさえ、世界恐慌やリーマンショックなどの経済打撃が起きても長期的に見ればもとに戻り、さらに伸びていくことが分かります。

もちろん、数年以内などの短期的な投資の場合は損をする可能性も高まりますので、投資をする際は長期目線で運用するようにしましょう。

ちなみに、現金価値が低下しているのは、インフレ(物やサービスの価格が上昇すること)が影響しています。日本のインフレ率は10年で年間平均0.5%、アメリカは平均1.7%となっており、インフレが進んでいます。

インフレが進むと、実質的に現金の価値が下がってしまうので、長期的にみると現金価値が低下しています。

デメリットよりもメリットが上回る!

上で見てきたように、ウェルスナビのデメリットはあるように見えて、気にするほどではありません。

手数料1%は高いリターンで打ち消せますし、元本保証商品でないことは投資を行う上で避けて通ることはできません。

リターンを出すためにはリスクを取る必要がありますので、こちらは少しずつ慣れていく必要があります。

一点アドバイスをすると、「投資は余剰資金で行うこと」が重要です。

アセット分散投資を行っているウェルスナビの場合、価格下落には強い耐性を示しますが、それでも一時的には下落することがあります。

そのため、下落期間でお金が必要になって投資資金を出金してしまわないように、許容できるリスク以上は投資しないよう気を付けましょう。

具体的には、生活防衛金をしっかり確保した上で投資を行うことが肝心です。



よくある質問を解決!

確定申告は必要なの?

「おまかせNISA」「特定口座(源泉徴収あり)」を選べば必要ありません。

口座は、「おまかせNISA」「一般口座」「特定口座(源泉徴収なし)」「特定口座(源泉徴収あり)」から選択します。

NISA(ニーサ)は投資で得た利益に税金がかからないお得な制度のことです。

まだ活用していない方は、「おまかせNISA」が断然おすすめです。

NISAについてよく分からない方は、こちらの記事をお読みください。

〈関連記事〉
NISAとつみたてNISAはどっちがおすすめ?メリット・デメリットなどを紹介!

NISA(つみたてNISA含む)を既に活用している方は、「一般口座」「特定口座(源泉徴収なし)」「特定口座(源泉徴収あり)」から選ぶ必要があります。

「特定口座(源泉徴収あり)」以外は自分で確定申告をする必要があるため、不安な方は「特定口座(源泉徴収あり)」を選びましょう。

資産はしっかり守ってくれる?

1000万円までは日本投資者保護基金が補償してくれます。

ウェルスナビのセキュリティ体勢は以下の通りです。

現金は全て三井住友銀行、みずほ信託銀行およびりそな銀行の信託口座にて保管され、ETFは米国の保管機関(DTC)にて分別管理されています。

確実に分別管理を行うことにより、万が一当社が破綻しても、お客様の財産は原則保護されます。(一人当たり上限1,000万円まで補償)

ウェルスナビより引用

リスク許容度はどれに設定すれば良いの?

リスクとリターンを両立したいならリスク許容度3がおすすめです。

ウェルスナビでは5つのリスク許容度から好みのポートフォリオを選ぶことができます。

今回見てきたアセット分散投資ポートフォリオは、ウェルスナビのリスク許容度3のポートフォリオに値します。

リスクを下げつつ、リターンもしっかり確保するためには、リスク許容度3のポートフォリオが適切です。

まとめ

アセット分散投資の魅力についてお分かりいただけましたか?

ウェルスナビは適切な金融商品を選定、資産配分を決定、管理など自動で行ってくれるので、アセット分散投資を運用してみたいと感じたらぜひ活用してみてください(^^)

ゆとり
ゆとり

ウェルスナビなら大暴落が起きても安心できそうピヨ

けん兄
けん兄

株式、債券、金、不動産に分散投資してくれるのは嬉しいワン

初心者にもおすすめワン