証券会社についてネットで検索すると「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」が頻繁におすすめされます。
中でも、SBI証券は大手ネット証券の中で口座開設数が多く、非常に人気のある証券会社です。
なぜSBI証券が選ばれるのか。
今回は、その理由をお伝えします(^^)

ゆとりも色々調べた結果、SBI証券をかなり活用しているピヨ
もくじ
SBI証券とは?

SBI証券は日本最大級の証券会社です。
国内株式、海外株式、投資信託はもちろん、債券、FX、先物取引、金・銀・プラチナ、ETFなど幅広いサービスを提供しています。
当然ですが、NISAやつみたてNISA 、iDeCoにも対応しています。
早速、4年使って分かったSBI証券の良さを見ていきます。
SBI証券のメリット
SBI証券を使う利点はたくさんありますが、私たち個人投資家から見た魅力に注目して見てみましょう。
- 商品数が豊富
- 手数料は業界屈指の格安水準
- IPOチャレンジポイント制度が魅力&取扱銘柄数No. 1
- 米国株投資にとても有利
- クレカ積立でポイントが0.5%〜2%もらえる
ここからはそれぞれの良さを解説します。
商品数が豊富
SBI証券は、商品数が証券会社の中でもトップの成績を誇ります。
商品数がどれだけ多いのか、次の表で確認してみましょう。

全ての商品クラスにおいて、SBI証券がトップクラスで商品を取り揃えているのが分かります。
SBI証券のみが扱うようなマイナーな商品に実際に投資することは少ないと思いますが、証券会社としての規模の大きさが伺えるかと思います。
次に、多くの方が利用する、つみたてNISAやiDeCoの取扱商品の数や質についても比較してみましょう。
〈つみたてNISAの商品数比較〉
金融機関 | 商品数 |
---|---|
SBI証券 | 166 |
楽天証券 | 156 |
松井証券 | 160 |
auカブコム証券 | 150 |
マネックス証券 | 149 |
大和証券 | 20 |
野村證券 | 7 |
つみたてNISAの商品数についても、僅差ですがSBI証券が最も多くの商品を扱っていますね。
「SBI証券にしたから投資したい商品がなかった!」なんていうことにはならないから安心できます。

次はiDeCoで比較してみるワン!
〈iDeCo商品の信託報酬比較〉
iDeCoはつみたてNISAよりも商品数が各社少なくなっております。
従って、取扱い商品の数よりも、各社で買付可能な商品の質について比べます。
大手証券会社が取り揃えている各商品クラスについて、最も信託報酬が安い商品を下の表にまとめました。
SBI証券(セレクトプラン) | ニッセイ−〈購入・換金手数料なし〉 ニッセイ外国株式インデックス ファンド(0.1023%以内) |
三菱UFJ国際−eMAXIS Slim 先進国株式(S&P500)(0.1023%以内) |
三菱UFJ国際−eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(0.0968%以内) |
三菱UFJ国際−eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(0.2079%以内) |
ニッセイ−〈購入・換金手数料なし〉 ニッセイ日経平均インデックス ファンド(0.154%以内) |
---|---|---|---|---|---|
マネックス証券 | eMAXIS Slim全世界株式 インデックス(0.1144%) |
eMAXIS Slim先進国株式 インデックス(0.1023%) |
eMAXIS Slim米国株式 (S&P500)(0.0968%以内) |
eMAXIS Slim新興国株式 インデックス(0.2079%) |
One DC国内株式インデックス ファンド(0.154%) |
楽天証券 | 楽天・全世界株式インデックス ファンド(0.2120%) |
たわらノーロード先進国株式 (0.1098%) |
楽天・全米株式インデックス ファンド(0.1620%) |
インデックスファンド海外新興国 (エマージング)(0.6050%) |
三井住友・DCつみたてNISA・ 日本株インデックス(0.1760%) |
イオン銀行 | ピクテ・グローバル・インカム 株式ファンドDC |
たわらノーロード先進国株式 | フィデリティ・米国優良株・ファンド | DIAM新興国株式インデックスファンド <DC年金> |
One DC 国内株式インデックスファンド |
みずほ銀行 | なし | たわらノーロード先進国株式 (0.10989%) |
なし | なし | One DC国内株式インデックス ファンド(0.154%) |
大和証券 | ダイワつみたてインデックス 全世界株式(0.154%) |
なし | ダイワ米国厳選株ファンド-イーグルアイ -Bコース(1.9030%) |
なし | ダイワつみたてインデックス 日本株式(0.154%) |
松井証券 | なし | eMAXIS Slim先進国株式 インデックス(0.10989%) |
なし | なし | One DC国内株式インデックス ファンド(0.154%) |
野村證券 | キャピタル全世界ファンド(DC年金用) | 野村DC外国株式インデックスファンド・ MSCI-KOKUSAI |
なし | 野村新興国株式インデックスファンド (確定拠出年金向け) |
野村DC国内株式インデックスファンド |
auカブコム証券 | なし | つみたて先進国株式 | なし | つみたて新興国株式 | つみたて日本株式(日経平均) |
ゆうちょ銀行 | DC外国株式インデックス ファンド(0.275%) |
なし | なし | なし | TOPIXインデックスファンド (個人型年金向け)(0.2772%) |
こちらの表を見ると、他の証券会社と比べてもSBI証券の取り扱い商品の種類は豊富ですし、信託報酬も安い商品を取り揃えていることが分かります。
特に、iDeCo商品を選ぶ上で、投資商品の信託報酬の安さは最も重要な要素の1つです。
そのため、iDeCoについてもSBI証券を選んでおけば「目当ての商品がない!」という事態に陥ることは少ないと思います。
実際、投資を決めた商品がこれまでSBI証券で取り扱いのなかった経験はありませんので、商品の数・質ともに充分過ぎることは間違いありません。

信託報酬が安い商品を取り揃えていることが分かったから、次はその他の手数料について詳しく見ていくワン
買付手数料は業界屈指の格安水準
SBI証券の取り扱い商品が量・質ともに充実していることが分かりましたが、その他の手数料はどうでしょうか。
今回は、国内株式の売買を考えている方向けに、国内株式手数料を比較してみます。
〈国内株式手数料で比較〉
約定代金 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
5万円 | 55円 | 110円 | |
---|---|---|---|
10万円 | 99円 | 110円 | |
20万円 | 115円 | 198円 | |
50万円 | 275円 | 495円 | |
100万円 | 535円 | 1100円 | |
150万円 | 640円 | 1650円 | |
3000万円 | 1013円 | 〜33000円 | |
3000万円以上 | 1070円 | 33000円〜 |
SBI証券と楽天証券は大手三社の中で最も安い手数料を用意しています。
国内株式の取引をする方にとって、有利な条件であることが分かります。
IPOチャレンジポイント制度が魅力&取扱銘柄数No. 1

「IPO」とは、Initial Public Offeringの略で、未上場の企業が東証等の市場に新たに株式を上場することです。
成長が見込める企業の株式を上場前に手に入れ、上場と同時に売却すると100株あたり数千〜数十万円の利益になることが多い手法です。
利益が出る確率が高いことから「IPO投資」は非常に人気があります。
さて、SBI証券はそのIPO投資を行う上で非常に有利な制度が用意されていますので、少し詳しくご紹介します。
通常のIPOは、上場前の株式を抽選によって誰が得られるか決めています。
しかし、抽選は大変人気があるため当選する確率はとても低い値となっています。
そのため、普通はIPO投資をしたくても当選できずなかなか利益を上げるチャンスが回ってきません。
そんなIPOですが、SBI証券にはIPOチャレンジポイントという素晴らしい制度があります。
- 通常の当選枠(70%)とは別に「IPOチャレンジポイント用の当選枠(30%)」がある
- 新規公開株(IPO)に応募すると、抽選に外れても「1ポイント」を獲得できる
- 貯めたポイントを使用してIPOに応募すると、 使用したポイントの多い人から順に当選する
- つまり、IPOにチャレンジし続けてポイントをたくさん貯めれば、いつかは狙った優良銘柄を確実に手に入れることができる
- ポイントを使って外れた場合でもそのポイントはそのまま戻ってくる
- ポイントに有効期限はない
当たらない抽選にいつまでも挑戦しても時間の無駄となってしまいますが、SBI証券では着実にポイントが貯まり、いずれIPO銘柄に当選できるのが最大の特徴です。
さて、IPO銘柄を確実に獲得できることが分かったところで、それがどれほどの利益を生むのか見てましょう。
次の表では、過去のIPOの結果が示されています。
*必要ポイント数はSBI証券から公表されていません。ネットで報告されている最小値からの推測です。

初値で売った際の利益に注目ワン
上場日 | 企業 | 必要ポイント | 公募価格 | 初値 | 100株利益 | 1Pの利益 |
2020/8/25 | インターファクトリー | 384 | 960円 | 5,080円 | +41.2万円 | 1,073円 |
2020/7/7 | Branding Engineer | 387 | 490円 | 2,920円 | +24.3万円 | 628円 |
2020/3/31 | Macbee Planet | 300 | 1,830円 | 2,348円 | +5.18万円 | 173円 |
2020/3/26 | アディッシュ | 355 | 1,230円 | 2,101円 | +8.71万円 | 245円 |
上場日 | 企業 | 必要ポイント | 公募価格 | 初値 | 100株利益 | 1Pの利益 |
2019/12/18 | BuySell Technologies | 300 | 1,930円 | 3,720円 | +17.9万円 | 597円 |
2019/10/8 | AI CROSS | 370 | 1,090円 | 1,800円 | +7.1万円 | 192円 |
2019/6/21 | ブランディング テクノロジー | 389 | 1,740円 | 4,825円 | +30.85万円 | 793円 |
2019/5/30 | バルテス | 300 | 660円 | 1,820円 | +11.6万円 | 387円 |
上場日 | 企業 | 必要ポイント | 公募価格 | 初値 | 100株利益 | 1Pの利益 |
2018/12/25 | リンク | 400 | 3,580円 | 7,620円 | +40.4万円 | 1,010円 |
2018/10/30 | VALUENEX | 355 | 1,840円 | 4,300円 | +24.6万円 | 693円 |
2018/7/25 | GA technologies | 320 | 2,510円 | 5,780円 | +32.7万円 | 1,022円 |
2018/6/27 | エーアイ | 290 | 1,000円 | 3,500円 | +25.0万円 | 862円 |
2018/6/22 | ライトアップ | 240 | 2,820円 | 3,725円 | +9.05万円 | 377円 |
2018/3/27 | RPAホールディングス | 336 | 3,570円 | 14,280円 | +107.1万円 | 3,188円 |
上場日 | 企業 | 必要ポイント | 公募価格 | 初値 | 100株利益 | 1Pの利益 |
2017/12/19 | みらいワークス | 290 | 1,840円 | 6,080円 | +42.4万円 | 1,462円 |
2017/7/19 | ディーエム ソリューションズ | 270 | 2,500円 | 7,100円 | +46.0万円 | 1,704円 |
2017/6/15 | ビーブレイクシステムズ | 300 | 1,670円 | 7,700円 | +60.3万円 | 2,010円 |
2017/3/31 | ネットマーケティング | 170 | 1,140円 | 1,552円 | +4.12万円 | 242円 |
2017/3/28 | No.1 | 200 | 1,570円 | 3,460円 | +18.9万円 | 945円 |
2017/3/9 | ビーバンドットコム | 130 | 1,650円 | 3,530円 | +18.8万円 | 1,446円 |
上場日 | 企業 | 必要ポイント | 公募価格 | 初値 | 100株利益 | 1Pの利益 |
2016/11/29 | エルテス | 245 | 1,790円 | 6,510円 | +47.2万円 | 1,926円 |
2016/11/18 | フィル・カンパニー | 200 | 1,310円 | 4,000円 | +26.9万円 | 1,345円 |
2016/10/27 | アイモバイル | 未確認 | 1,320円 | 1,230円 | -0.9万円 | 不明 |
2016/9/27 | チェンジ | 200 | 1,200円 | 2,999円 | +17.99万円 | 899円 |
2016/6/21 | AWSホールディングス | 250 | 2,490円 | 8,350円 | +58.6万円 | 2,344円 |
2016/3/11 | フィット | 95 | 1,890円 | 1,741円 | -1.49万円 | -156円 |
上場日 | 企業 | 必要ポイント | 公募価格 | 初値 | 100株利益 | 1Pの利益 |
2015/12/24 | ソーシャルワイヤー | 170 | 1,600円 | 2,511円 | +9.11万円 | 535円 |
2015/12/15 | ダブルスタンダード | 200 | 2,190円 | 5,010円 | +28.2万円 | 1,410円 |
2015/11/19 | あんしん保証 | 165 | 1,460円 | 5,730円 | +42.7万円 | 2,587円 |
2015/12/15 | ダブルスタンダード | 115 | 1,410円 | 2,812円 | 14.02万円 | 1,219円 |

こんなに利益が得られるピヨ?
しかも損する確率もかなり低いし魅力的ピヨ✨
全体的に、大きな利益を得られていることはお分かり頂けるかと思いますが、IPO投資の具体的な流れをわかりやすく紹介します。
例として、2017年12月19日に上場した「みらいワークス」の場合を使って解説します。
※ボーダーラインは当選結果が出るまで分かりません。そのため、実際は300ポイントなどポイントを多めに見積もって応募します。
最低株式数は100株なので、最低でも18万4000円が必要になります。
100株なら60万8000円、200株なら121万6000円で売れます。

かなりの利益になったピヨ✨
IPOが人気なのも納得ピヨ

そうワン
ただ通常の抽選だとなかなか当選しないから、IPOチャレンジポイントを集めることから始めるワン

なるほどピヨ

これまでの結果を見てみると、300~400ポイントぐらいあれば優良銘柄でも手に入るワン

ちなみに、1ポイント集めるにはどのくらいの時間がかかるピヨ?

IPOで1社に申し込むのにかかる時間は約1分ワン
(1ポイント集めるのに1分程度)
上の表を見てみると(最右列)1ポイントあたりの利益(利益を必要ポイント数で割った値)は平均するとおよそ1000円であることがわかります。
けん兄が言ったように1ポイント集めるのに1分しかかからないので、1分で1000円貰える計算になります。時給換算すると1000円×60分=6万円になります。

こんなに稼げるお小遣い稼ぎ、他にはないピヨ
IPOチャレンジポイントをたくさん貯めるためには、それだけIPO銘柄に申し込む必要があります。
しかし、嬉しいことにSBI証券では年間70~80社のIPOがあります。
この数字は証券会社の中でトップクラスです。
それだけチャンスがあるということなので、少しでもIPOに挑戦したいと思っている方は開設しておくのがおすすめです。
米国株投資にとても有利
中には米国株や米国のETFを買いたいと思ってる方も多いでしょう。
そういった方にもSBI証券はおすすめです。
その理由は、主に5点です。
- 最低取引手数料0ドル+約定代金は業界最安値水準の0.45%
- 優良米国ETFの買付手数料が無料
- 米国株式定期買付サービスが便利
- 住信SBIネット銀行を使えば米ドルの振替手数料が最安
※ 2020年10月時点
それぞれ見ていきましょう。
1. 米国株の取引手数料が業界最安値
SBI証券の最低取引手数料は0ドル、約定代金は0.45%です。
この値は、大手ネット証券会社の楽天証券やマネックス証券と比較しても同じ水準になります。
他の証券会社では、そもそも米国株式がない場合もあるので、この手数料は嬉しいです。
証券会社 | SBI | 楽天 | マネックス |
最低取引手数料 | 0ドル | ||
取引手数料 | 約定代金の0.45% | ||
上限取引手数料 | 20ドル |
特に注目したいのが最低取引手数料です。
今では0ドルが当たり前になっていますが、実は2019年中盤までは「最低取引手数料は5ドル、取引手数料は約定金額×0.45%」が普通でした。
つまり、次に示すように1111ドル以下で購入した場合でも必ず一律5ドルがかかっていたので、1回の米国株購入は1111ドル以上で行うのがある意味常識でした。
- 2000ドルで購入 → 手数料は2000×0.0045 = 9ドル
- 1111ドルで購入 → 手数料は1111×0.0045 = 5ドル
- 500ドルで購入 → 手数料は最低取引手数料の5ドル (500×0.0045 = 2.25ドルではない!)
しかし、2019年7月に大手ネット証券3社の手数料値下げ合戦が勃発し、この状態が改善しました。
7月4日
マネックス証券が米国株の最低取引手数料を5ドルから0.1ドルに引き下げると発表
7月5日
楽天証券が最低取引手数料を0.01ドルに引き下げ
7月8日
マネックス証券が0.01ドルに引き下げ
7月9日
SBI証券が0ドル(無料)に引き下げ
7月10日
楽天証券とマネックスが0ドル(無料)に引き下げ
結果的に、わずか1週間の間で最低取引手数料は各社5ドルから0ドルへと下がり、少額からでも米国株に投資をしやすい環境が誕生しました。
この一連の経緯から、SBI証券は常に業界No.1を目指して企業努力をしていて、私たちは今後もSBI証券を選び続けて大丈夫だと安心できる大きな要因になっています。
2. 優良米国ETFの買付手数料が無料
米国に上場しているいくつかのETFは買付手数料無料で購入することができます。
無料となる銘柄は次の9銘柄です。
ティッカー | 銘柄名 |
VT | バンガード トータル ワールド ストックETF |
VOO | バンガード S&P 500 ETF |
VTI | バンガード トータルストックマーケットETF |
IVV | iシェアーズ S&P 500 ETF |
SPY | SPDR S&P 500 ETF トラスト |
EPI | ウィズダムツリー インド株収益ファンド |
DHS | ウィズダムツリー米国株高配当ファンド |
DLN | ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド |
DGRW | ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長 |
中でも、VT、VOO、VTI、IVV、SPYは世界的に有名なETFです。
世界中の投資家から選ばれるこれら優良ETFが無料に買える点も、地味に嬉しいポイントです。
3. 米国株式定期買付サービスが便利

SBI証券では米国株式及びETFを定期的に買い付けるサービスがあります。
対象は、アップルやコカコーラのような株式と、VTやVTIのような米国ETFです。
株数は「指定した株数を購入する」か、「設定金額以内で買える最大株数を購入」のいずれかを選べます。
楽天証券やマネックス証券にはないSBI証券独自のサービスなので、米国ETFで積立投資を考えている方には便利な機能です。

ゆとりも2週間に1回VTIを2株購入するように設定してるピヨ
4. 住信SBIネット銀行を使えば米ドルの振替手数料が最安
SBI証券では、住信SBIネット銀行を連携すればとても安く円を米ドルに振り替えられます。
下の表では主要ネット証券会社で1ドルを振り替えた際にかかる為替手数料を示しています。

証券会社で円→ドルにすると、1ドルにつき25銭かかります。
ゆうちょ銀行では2%以上かかるため、これでも安い水準ではあります。
しかし、住信SBIネット銀行での為替手数料はそれよりもさらに安い4銭です。
しかも、定期積立の設定にしておけば片道2銭にまで下げることができます。
証券会社で行なった場合に比べて1/10の手数料になります。
〈例〉1000万円を米ドルに交換した時の為替手数料を比較します。
証券会社の場合:約2万5000円の手数料
住信SBIネット銀行の場合:約2500円の手数料
→つまり、約2万2500円の差が生まれる!
お金の入金~米国株の買付の手順は最初はややこしいですが、全て自動化できるので慣れれば簡単です(^^)
- 住信SBIネット銀行で円を米ドルに振替
- その米ドルをSBI証券に入金(手数料はもちろん無料)
- 入金した米ドルで米国株を買う(買付時に外貨決済を選択)
米国株やETFを買う予定の方で、為替手数料を安く抑えたい方にはおすすめの方法です。
クレカ積立でポイントが0.5%〜2%もらえる
SBI証券では、投資信託をクレジットカードで積立をすると0.5%〜2%のポイントを貰うことができます。
しかも、つみたてNISAにも対応しています。
つみたてNISAで毎年40万円投資していた場合、年間少なくとも2,000ポイントは貰えるので大変お得ですね。
対象のクレジットカードは複数ありますが、ポイント還元率が高く、使い勝手も良いのは三井住友カードです。
詳しくは、下の記事をご覧ください。

注意点は?
基本的に商品数はSBI証券が最も取り扱っていますが、中国株式、海外債券は、他社の方が多く取り扱っています。
上記の商品に投資をしたい方は気を付けましょう。
SBI証券がおすすめな人
以上を踏まえて、SBI証券がおすすめな人を紹介します。
① iDeCo利用予定者にはSBI証券がおすすめ

iDeCoを利用しようと考えている方は、他社より手数料が安い商品を多く取り扱っているSBI証券がおすすめです。
iDeCoは原則60歳までは資産を引き出すことができないため、少しでも手数料が安い証券会社を選択した方が賢明です。
iDeCoを利用しようとしている方は、視野に入れておくと良いですね!
② 米国ETF利用予定者にはSBI証券がおすすめ

ETFは投資信託の1つです。
投資を始めていくと、多くの方がETFを購入するようになります。なぜなら、安い手数料で優良商品に分散投資できるからです。
ETFの場合ほとんどの証券会社は定期買い付けサービスがありませんが、SBI証券では定期買い付けが可能です。
毎月購入する手間が省けるので、とても便利です。
③ IPO投資予定者にはSBI証券がおすすめ

IPO投資を行いたい場合は、抽選に外れてもポイントが貯まるSBI証券が非常に魅力的です。
IPO投資は利益が出る可能性が高いので、FXなどのレバレッジ取引は行いたくないけど利益が欲しい方におすすめです。
貯まったポイントで抽選に応募すれば、将来的には当選できるのも嬉しいですね。
④ ポイントを貯めたい人におすすめ
投資信託を購入する際、クレカ積立にすればポイントを獲得することができます。
設定方法も簡単なので、ぜひ活用して行きたいですね。
口コミ・評判は?
私はSBI証券をメイン口座として利用しています。
その大きな理由は、IPOチャレンジポイント制度や米国ETFの定期買付を活用しているためです。
また、手数料についても必ず業界最安値水準を追求してくれるため、非常に安心感があります。
個人的には、今後も迷いなく使い続けられる証券会社という印象です。

他の人の意見も見てみるワン!
まとめ
これまでに見てきたように、SBI証券は数ある証券会社の中でトップ1、2を争う会社です。
SBI証券ならではの魅力が非常に多くあるため、共感したら、始めてみることをおすすめします。
なお、口座開設はスマホでやってもすぐに終わります。
