「ウェルスナビで失敗した」「〇万円も損した」
ネット上では、このような声も見かけます。
しかし、失敗や損失を抱えた状態で終わってしまう人には共通点があります。
今回は、ウェルスナビを活用する上で、どんな方法だと良くないのか、適切な活用方法をご紹介します!

誰でも上手くいくのではないピヨ?

成功する秘訣があるワン
もくじ
ウェルスナビで失敗するパターンはこの2つ!

- 含み損になったら売ってしまう
- 短期間に利益を求めすぎている
この2つのパターンは、ウェルスナビを間違った方法で利用しています。
そもそも、ウェルスナビのCEO柴山和久さんは「含み損になったら売る」「短期間に利益を出す」ことを目的に作っていません。
柴山は15年4月にウェルスナビを創業。16年7月、「長期・積立・分散」の資産運用を全自動で行うロボアドバイザーサービス「WealthNavi」を一般向けにリリースした。同年9月には金融庁が「リターンの安定した投資を行うには、投資対象のグローバルな分散、投資時期の分散、長期的な保有の3つを組み合わせて活用することが有効である」と表明している。
Wealthnavi公式ページ
上記にあるように、「長期・積立・分散」の資産運用を全自動で行うためにウェルスナビを創業したのです。
「長期・積立・分散」の資産運用は将来的に安定的なリターンを見込めるため、資産運用の王道となっています。
しかし、これを知っており実際に運用できている人は、日本ではまだまだ少ないのが現状です。
柴山さんは、奥様のご両親の資産額を知ってから、それに気がついたそうです。
30年の資産運用が「10倍」の差を生んだ
妻の父は公務員で、母は石油会社に勤めていました。若い頃から余裕資金をすべて積み立て、世界中の株式や債券に分散投資してきたそうです。資金を少しずつ増やしながら30年ほどかけて運用していたら、リタイアする頃には億を超える資産に成長していたのです。
Wealthnavi公式ページ
妻の両親の資産を知ってすぐ頭に浮かんだのが、日本にいる私の両親のことでした。金融機関に勤めた両親は退職金で住宅ローンを完済し、数千万円を手元に残しました。恵まれた層だとは思いますが、年齢も学歴もそう変わらない妻の両親とは、老後の資産に10倍の差がありました。

30年後に10倍の差が生まれるなんて、凄すぎピヨ
資産運用をするか否かで、どれほど将来の資産に差が出るかお分かりいただきましたでしょうか?
では、なぜウェルスナビで失敗してしまう人がいるのでしょうか。
失敗する理由

「長期・積立・分散をすれば良いなら楽じゃん!」と思う方も多いですが、その意味と理由を知らないと間違った行動を取ってしまいます。
その例を紹介しましょう。
含み損になったら売ってしまう
長期で運用していると、株式市場が暴落する時期に直面します。
そして投資歴が数年以内の方は暴落が起こると、大方含み損(評価額が元本よりも下回ること)になります。
株価は常に上下しているため、含み損を抱えることは至って普通です。
しかし、含み損が数週間、数ヶ月、半年と続いていくと、「いつまで経ってもマイナスだ…」「既に〇万円も損している」「良くなる見込みがないから、売ってしまおう」と考えてしまうのです。
含み損の状態で売ってしまうと、損失を確定させてしまうだけでなく、これまで積み立ててきた努力が水の泡になってしまいます。
「含み損=次に積立買付する時に、いつもより安く買える」とプラスに捉えて、含み損でも売らないことが重要です。

投資は客観的に行うのが大切だワン
短期間に利益を求めすぎている
上でも述べましたが、ウェルスナビは長期で資産運用を行うために作られています。
短期間で利益を出すことを目的としていません。
半年や1年やった方から「儲からないからやめた」「資産が増えない」という意見もチラホラ見受けられますが、やめるタイミングが早すぎます。
資産が安定的に増えるまでは、少なくても数年〜10年以上かかるので、それまでゆっくり待ちましょう。

どっちも、ゆとりに当てはまりそうピヨ

ゆとりだけじゃなく、投資初心者は皆そう思うから安心してワン
どうすれば、ウェルスナビで成功できるか教えるワン
成功する秘訣

それでは、私が考える長期投資を続けるコツをお教えします。
- 余剰資金で投資をする
- 含み損が続いている時は、割安で商品を手に入れるチャンスと捉える
- 暴落時にはウェルスナビのサイトやアプリを開かない
長期投資で成功するための秘訣は、この3点です。
余剰資金で投資をする
投資は、余剰資金で行うことがとても大切です。
お金を一気に増やそうと全財産を注ぎ込んでしまうと、急遽お金が必要になった時や株価暴落が起こった時に、泣く泣く損失を確定したり、手元に現金が残っていなく精神的に大きなストレスを抱えてしまう恐れがあるからです。
そのため、今後数年以内に使う可能性があるお金は投資に使わず、堅実に貯金をした方が安全です。
必要なお金は確保した上で、ご自分が許容できるリスクをしっかりと理解し、必要以上に投資をしないことが成功への鍵です。
含み損が続いている時は、割安で商品を手に入れるチャンスと捉える
上でも少し述べましたが、含み損は悪いことではありません。
“含み損=今まで積み立ててきた平均価格よりも割安になっている”のです。
つまり、割安価格でいつもの商品を手に入れられるのです。

資産運用のバーゲンってことピヨね
投資はよく「安い時に買って、高い時に売る」と言われますが、この安い時期が含み損を抱えている時期なのですね。
しかし頭では分かっているものの、実際に含み損を抱えてしまうと、「私の大切なお金がどんどん減っている…」「今後も永遠に下がり続けるのでは…」と考えてしまう人は多いものです。
そんな時は、一度立ち止まって、含み損は割安で商品を手に入れるチャンスだと捉えましょう。
なんと言っても、ウェルスナビで買い付けている商品は、良質な株式、債券、金と言った、将来的にも価値が上昇し続けていくものです。
そんな優良商品を安値で買えるのです。
そして含み損に耐えられた人こそ、安値で資産を買い増せ、後に資産を増やしていけるのです。

含み損は、投資家なら誰でも経験することワン
絶対に避けては通れない道だワン

なんだか暴落が来て欲しくなったピヨ
暴落時にはウェルスナビのサイトやアプリを見ない
含み損がどうしても気になる方や、心が折れそうになる方は、ウェルスナビのサイトやアプリを見ないようにしましょう。
ウェルスナビはサイトを見なくても自動で買付を続けてくれます。
自動買付というのは、こういう時もメリットとして働いてくれますね。

資産運用で成功を収めている人の上位を占めているのが、亡くなった人や資産運用をしていることを忘れている人なんだワン

つまり、ほったらかしている人ピヨ?

そうワン
どんなに株価が下落をしても運用をし続けているから、資産を着実に増やすことができるんだワン

なるほど…
だから、ウェルスナビのサイトやアプリを見ないことを勧めているピヨね
まとめ
ウェルスナビで失敗する場合の多くは「長期運用を途中でやめてしまったため」です。
ウェルスナビは、世界全体に広く分散投資し、株式だけでなく債券や金など値動きの違うETFを組み合わせているため、長期運用さえしていれば、失敗するリスクは低く抑えられます。
着実に資産形成をしていきたい場合は、無理なくコツコツと長期運用を徹底していきましょう。